ET 2015/組込み総合技術展

株式会社インターバディはET2015に出展します

名 称 : Embedded Technology 2015/組込み総合技術展
同時開催: IoT Technology 2015/IoT総合技術展
会 期 : 2015年11月18日(水)~20日(金)
      10:00~17:00 ※19日(木)は18:00まで
会 場 : パシフィコ横浜
ブース : EDA-LPBパビリオン D-18

セミナー案内

EDA-LPBパビリオン特設ステージにてセミナーを開催します。
日 時 : 2015年11月20日(金) 15:30~15:50
会 場 : EDA-LPBパビリオン内ステージ
タイトル: 仮想検証環境の構築と課題

ソフトウェアの早期デバッグやISO26262対応のための故障注入などでニーズが高まっている仮想検証ですが、実際に、その環境を立ち上げ有効に使いこなすことは、簡単ではありません。マイコン周辺モジュールのSystemCモデルを開発し、仮想環境に組み込んで実行環境を構築した経験から構築の手順や要点についてご紹介します。また、今後の課題、進むべき方向性についても言及したいと思います。

展示製品

電子機器開発では、実現手段をハード/ソフトに分割後、設計まではハード・ソフトを並行して行えますが、 ソフト実装、特に検証(デバッグ)はハードが出来上がった後に行うこととなり、 ハード実装が遅れるとソフト検証の開始も遅れることになります。
しかし製品リリース時期は簡単に変更はできないため、結果としてソフト検証に充てられる期間は短くなってしまいます。 これを解消するためにハード実装を待たずにソフト検証を開始できる仮想環境での検証が求められています。
一方で、仮想検証環境においては、マイコンコアモデルはシミュレータベンダー、半導体ベンダー等により用意されていますが、 周辺モジュールまでは、整備されていないのが実情ではないでしょうか?
そこで、インターバディでは、仮想検証向け周辺モジュール(SystemC/TLM2.0準拠)モデルの整備を進めており、 既に実ユーザに導入され、仮想検証でご利用頂いている実績もあります。

SyDAP model (サイダップモデル) System Debug Assist Peripheral model

システムデバッグを支援する仮想検証向けのマイコン周辺モジュールのSystemCモデル群です。
SystemC/TLM2.0に準拠した標準的なインターフェイスなので既存の仮想検証環境にも容易に組み込むことができ、かつ機能部はC言語で実装することで高速に動作させることができます。

  • 仮想検証用マイコン周辺モジュール
  • 標準仕様 SystemC / TLM2.0 準拠
  • 実行速度重視 LT (Loosely Timed)
  • ターゲットプログラムのデバックに専念
  • ユーザ作成モデルも組み込み検証可能
  • 警告表示機能でレジスタ設定ミスも容易に発見
  • 容易な故障注入でISO26262対策にも利用可能

EDAツール開発、組込システム開発も得意としておりますので、お気軽にお声掛け下さい。